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2007年8月21日 (火曜日)

手すりを揺する安田さん

特養で暮らす安田さん(仮名)は、殆どベッドの上で生活している。

安田さんのベッドには柵が四方を囲んでいる。

いわゆる身体拘束である。

安田さんは、ベッドから落ちるかも知れないから「柵で落下を守る」というわけである。

拘束ゼロを目指して、ベッドをやめて床にマットレスを敷いている施設もある。

しかし、どこに寝かせるかという問題や、転落防止のために柵をすることが問題ではない。

根本的な問題は施設の人手不足である。

安田さんに限らず、殆どの利用者は一人で安全に移動することはできない。、人手が少なくなれば当然、オムツ交換も定時、水分補給も定時、食事も定時と、一日数回の移動以外はベッドの上に寝かされる。

安全が最優先されるというのが施設の論理。

(障害児の施設で、子どもがいつ転んでもいいように、全ての床材をクッション性のいいものに変更して事故をなくした施設があった)

国は身体拘束は人権侵害だというが、こんな少ない職員で特養を運営させることが人権侵害ではないのか。

(しかも、募集しても人が集まらない)

施設を利用している人の生活について後見人は何ができるのだろうか?

少なくとも、本人の財産を本人のために活用することはできると思う。

施設の職員ができない、介護保険ではできない、その人の希望を叶える特別のサービスを依頼することを、いま考えている。

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