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2007年8月29日 (水曜日)

家で暮らす

在宅の後見人を受けた。

一人暮らしの高齢者。

生活は在宅が基本である。こんなこと当然だと思われるが、判断能力が無くなった人が一人で暮らすことは、大変。

在宅で、一人暮らしをしているということは、様々な人たちに支られ、様々な経済行為をしているということ。

それは、後見人がつくとはっきり分かる。

なんとなくやっていることが如何に沢山あるか。

長く生活していると、金融機関との取引が増えている。銀行の人が色々お世話してくれたり、色々な商品を勧めてくれる。

証券会社の営業がやって来て、株を買ったりする。

生命保険のおばちゃんが訪問に来て、ちょっとだけ付き合って、入ってあげたりしている。

たまには、危ない商品だって契約している。

家を借りてたり、買ったりする。

借りていれば家賃を、買ったのであれば固定資産税を支払う。

土地を譲りうけたり、駐車場を持っていたり、アパートを経営していることもある。毎月の収入にはなるが、メンテナンスをしたり集金が必要になる。

病院に行くこともある。薬も飲む。その手配や支払いをすることになる。

介護サービスを利用している。それも、あちこちと。

税金も払っている。年金も受け取っている。税金が返ってくることもある。申請や廃止の手続きをする。

家の管理をする。鍵をかける。火の元を確かめる。元気でいるか見守る。

そうしたこまごましたことを誰かがやっていた。

一つひとと数えてみると沢山の経済行為をしている。

沢山の人の世話になっていることがわかる。

契約でやっていることもあれば、長年の慣習でやっていることも、地域のしきたりや隣近所だからということもある。

それらを調整し、その人らしい暮らしを支えることが後見人の仕事になる。

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