« 三味線は内臓を揺さぶる | トップページ | お菓子を持って遊びに来ませんか »

2007年5月31日 (木曜日)

不思議な距離感

午前中、両国の病院で肩の診察を受ける。
「やはり、五十肩でしょう」と、予想通りの診断。CTを撮りますかと聞かれるが、現状のまま痛みと付き合うことを選択。「まあ、1,2年はかかるでしょう」といわれ、痛い注射だけしてもらい病院を後にする。
雨も上がり青空が出てきた。予想より早く終わったので、上野に寄り、ダ・ヴィンチ展を観に行く。
上野の森の緑が濃く、雨上がりの空気の中に風が心地いい。
「受胎告知」の前には人だかり。
うっとりと見ているお姉さんの笑顔が印象に残る。
色は本物よりハイビジョンのほうがきれいかもしれないが、雰囲気が違う。
マリアと天使を同時に見ることができないことに気がつく。
天使はマリアを見ている、マリアは天使を見ている、二人を客観的に見ている者も同時には二人を見ることができない。
二人の間にある距離が微妙に遠い。永遠に近づけない距離のようでもあり、一体感があるのに全く関わりをもっていないようにも思える距離。
もう一つ、不思議に感じたのが、マリアの右手に入り口があること。(出口かもしれない)マリアがそこから出てきてベランダにいるということか。
なぜ、それが必要だったのか?また、そこには誰が隠れているのか?
何かがいるような気がする。

|

« 三味線は内臓を揺さぶる | トップページ | お菓子を持って遊びに来ませんか »

あいまいの知」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/160222/15266762

この記事へのトラックバック一覧です: 不思議な距離感:

« 三味線は内臓を揺さぶる | トップページ | お菓子を持って遊びに来ませんか »