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2007年3月 9日 (金曜日)

否定

利用者にサービスを提案して「イエス」と言われると、ホッとする。
ホッとするのは、提案者の方である。
一方、サービスを拒否する時、利用者は自分を確認する。
「ノー」というときに、私達は自分を確認しているのではないだろうか。「そうじゃない」「そっちでもない」と否定を繰り返すとき、自分が何を望んでいるのから分からないが、何かを望んでいることは分かる。
しかし、受け入れるときは、相手の提案を受け入れるのであって、自分のやりたいことを受け入れているのではない。
それは、沈黙にも言える。
黙ってしまうとき、何も言っていないのではなく、多くのことを無言の中に含めているといった方がいい場合がある。
また、「絶対に違う」という強い否定は、「怪しい」。
「絶対にしたくない」といったときに、「そうですよね、絶対にやりたくないですよね」というと、「そんなに絶対にしたくないわけじゃないよ」といわれる。
「じゃあ、したんですか」なんて野暮なことを聞いてはいけない。
「そうですよね。したくないことをやっていただいてすみません」って言っておきましょう。
肯定より、否定の方に大切な意味があるのかも知れない。
だたか、多くの人は、「痩せたいやせたい」と言いながら、美味しいものを食べているんだろう。「痩せたい」のも本当だし、「食べたい」のも本当の気持ちだろう。

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