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2007年1月10日 (水曜日)

弁当リレー

ラジオを聞いていたら、満員電車の中でお弁当が回ってきた話をしていた。
お弁当命の夫がお弁当を忘れて出勤。
それに気づいた妻がお弁当を持って夫を追いかける。夫は、すたすた歩き、駅に。夫の後姿を見つけた妻は、「お弁当」と叫び、駅員に「あの、お弁当を忘れたので・・・」と訳の分からない説明をしてホームへ。
夫の姿を見つけた妻は、「あなた、お弁当」と叫ぶが夫は気づかない。そこにいた女性が「あの、届けてあげましょうか」と、妻の必死さを感じて声を掛ける。「お願いします」という妻。
電車はサラリーマンを押し込んでドアが閉まる。
妻は、お弁当に別れをいい、女性に頭を下げる。
その後弁当はどうなったか。
女性は、「あの、すみませんが、お弁当を忘れた方がいるので、これ、向こうの・・・風の男性に送ってもらえませんか」と、混んだ車内で隣の人に伝える。
すると、男性、「えっ、弁当」とめんどくさそうな顔をして弁当を受け取り、隣の人に、「弁当を向こうの・・・風の人に送れってさ」と渡す。それを受け取った人も、「この美味しい弁当を向こうの・・・風の人に送ってください」、「なんか弁当が回ってきたので、向こうの人に渡してください」と、全日本弁当リレーは始まったのです。
そして、ついに当の夫の所にも弁当が回ってきた。はじめは、自分の弁当とも知らず次の人に回そうとしたが、どこか懐かしい匂いがするので包みを見ると、見覚えがある赤のバンダナが巻いてある。もしやと、思いカバンを探ったら弁当がない。
そして、夫はプチトマトのように赤くなり、隣の人とその隣の人と又隣の人々に、深く目だけでお礼をいったのであった。
そういえば、先日、白杖をついて電車を待っていた人がいた。その人がすこし迷った感じがあったので、「お手伝いしましょうか」と声を掛けた。
何度か乗換えをする場所まで行くので不安があったと、一緒に電車に乗り込んで分かった。
新宿まで同行し、そこで別れることになったので、その先の電車のホームに案内し、そこにいたお姉さん風の女性に事情を話して、お手伝いを依頼した。
お姉さん風の女性は快く引き受けて頂き、乗り換えのときに、またお願いしますから安心してくださいと話をしていた。

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