« 僕がマニュアルを嫌いなわけ | トップページ | 問われる、ほんとうの豊かさ »

2006年12月12日 (火曜日)

プレゼント

人からプレゼントを貰うのは恥ずかしい。あげるのもはずかしい。

妻から花をもらった。

「何か悪いことをしたかな」という気分になった。全く素直でない。

普段されていないことがあると、悪い予感がする。たまに美味しい料理を食べてお腹をこわすようなもの。

プレゼントをするのも、何をあげようか考えている時が一番うれしい。渡すのは苦手だ。

最初にプレゼントをしたのは小学生の低学年の時だった。

母親の誕生日にエプロンを買った。

店員に、「お母さんへプレゼント?」と聞かれ、赤くなった。何も言わなかったが、プレゼントように包装してくれた。

それを持ち帰り、すぐに押入れに隠した。渡すまでに日があったのと、渡すのが恥ずかしかったからだろう。しかし、そのまま渡せずに誕生日が過ぎた。

過ぎてしまうと、プレゼントを買ったことさえ忘れて遊びまわっていた。

ある日学校から帰ってきたら、押入れが開いていた。汗が出た。

母に呼ばれた。「あんたこれ知っている」と聞かれた。

次ぎの瞬間涙がでた。どうして泣いているのか分からないが「僕が悪かった。許してくれ」という気分で泣いていた。

それからというもの、人から分不相応なものを貰うと泣きたくなる。

|

« 僕がマニュアルを嫌いなわけ | トップページ | 問われる、ほんとうの豊かさ »

あいまいの知」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/160222/13041311

この記事へのトラックバック一覧です: プレゼント:

« 僕がマニュアルを嫌いなわけ | トップページ | 問われる、ほんとうの豊かさ »