« パートナー募集 | トップページ | 乾いた笑い »

2006年12月 8日 (金曜日)

プロセスが大事

成年後見人の仕事の範囲は、本人の財産管理と身上配慮だといわれている。
つまり、判断能力がなくなった本人の生活と財産を守ることが仕事である。
財産を守るとは、お金を使わないで残すことではない。本人の自己実現の為に有効に財産を活用することである。そうはいっても、意思能力が低下している本人の意思をどのように確認すればいいのだろう。判断能力が落ちているから、本人が「やりたい」と言っていることをそのままおこなっていい訳でもない。
後見人としては悩むところだ。
その時によく言われるのは常識的であるかどうかだという。しかし、毎月100万円使う人の常識と、5万円使う人の常識は違う。それに、拘りについてはもっと難しい。食べるものを切り詰めても毎日美容院に行きたい人だっている。
本人の生活だけでなく、家族の生活についても配慮しないといけない。
後見人の業務でないからやらないというわけにもいかない事がある。本人には親がいる場合がある。子どもがいることがある。そうした親族を扶養している場合もある。それを経済的な面だけで支えるとは割り切れない。
つまり、どこまでという範囲は決まっているようで、決まっていない部分が多い。
決まっていないから難しいのだが、決まっていないからやりがいがあるともいえる。
そんな時、客観的な判断を求めたり、議論したり、悩んだりするプロセスが大切だと感じる。時間がかかる仕事です。

|

« パートナー募集 | トップページ | 乾いた笑い »

成年後見」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/160222/12985329

この記事へのトラックバック一覧です: プロセスが大事:

« パートナー募集 | トップページ | 乾いた笑い »