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2006年11月14日 (火曜日)

うずくまる

あなたの知らない私がいる
私の知らないあなたがいる

あなたの言葉で私は傷つく
私は知らない間にあなたを傷つける

あなたは私を見ているが 本当の私じゃない
本当の私は自分にも見えない

 

私はあなたを感じようとするが
あなたはどこにもいない

 

あなたの知らない私がいる
私のしらないあなたがいる

 

こうしている間にも
地球は少し回った

  

こうしている間にも
お腹がへってきた

  

こうしている間にも

なたのココロは硬くなり

私は小さくうずくまる

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コメント

斎藤環の『生き延びるためのラカン』という本に、ジャック・ラカンは「こころは言葉だけでできている」と考えた、とある。
そして「言葉には実体がない。言葉は空虚だ。その空虚な言葉で出来上がっている僕たちの心も、本当は空虚だ。僕たちが互いに語り合えるのは、言葉を共有しているから。おなじ空虚さを共有しているからなんだ」と斎藤環は言っている。
この『うずくまる』の中の言葉は、まさに「こころ」そのものだと思うし、ほんわかあったかい気持ちと空虚なもの悲しさが、交錯している気がする。せつない気持ちになる。

投稿: kindosan | 2006年11月17日 (金曜日) 09:44

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