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2006年10月17日 (火曜日)

98センチ

キンキキッズの「夏模様」を聞きながら歩いていた。

若いおばさんが立ち話をする時間帯だったので、何組も若いおばさんのグループを見かけた。

グループはどれも違うようで、ある法則に支配されていることに気づいた。

それは、円形に一定の距離をおいて立っているということ。その距離約1メートル。一人ひとりの距離が1メートルぐらいだと、4人ぐらいが丁度いい。前の人とは1メートルちょっとで、横の人とは1メートル未満というところ。

集団が多くなると難しい関係となる。10人以上になると、前の人との距離が2メートル、横の人とくっつくようになる。すると、声が大きくなったり、話が聞こえないようになる。(まあ、どうでもいいような話だと思うが)

しかし、若いおばさんにとっては真剣な状態だからすごく困る。すると、「ねえ、あそこのスーパー今日トクワリよ」といった会話から、集団が二つに分かれる。

二つに分かれると、その距離が「1メートル・安定」ということになり、参加者の顔が「ほっと」して見える。

はなしが盛り上がらない集団がある。話が盛り上がらないのに解散とはならない。みんな帰りたいという空気があるが、誰も帰らない。

そんな時、円がいびつになる。それはこんな感じ。

リーダー的な若いおばさんが、新入りに熱心に話しかけ少し前に出る。その距離90センチに縮まる。すると、新入りは困ったように微笑を作り、少し下がる。すると、丸い円がだ円になる。

円からはみ出しそうになった新入りは、急に思い出したという顔になり、「あっ、ちょっと、あれですから」と訳が分からないことをいい、円から出ようとする。(しかし、まだでない)

それを見ていた、リーダーの横に居た笑顔の可愛い奥さんが、「あたしも、子どもの、あれがちょっと」と、また、訳の分からないことをいい。

最後に、リーダーが、「おっと、こんな時間だ、じゃあまたあした」と、さっさと帰ってしまい、やっと解散となる。

朝のさわやかな空気の吸いながら、このようなバトルが毎日あちこちで繰り広げられていると思うと、キンキキッズを聞きたくなるだろうと、訳の分からないことを想像する。

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