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2006年9月10日 (日曜日)

負の連鎖

友達のトール君からメールを貰った。

9.11に半断食をするというメールだ。(本文続きに掲載するので興味がある人はどうぞ)

9.11は、僕にとってショックだった。これで世界は終わると感じた。

ギリシャ人がバスの中で、ある街を通ると、「ここで19・・年に虐殺があった」と、通るたびに話をしていると書いてある文章を読んだことがある。僕自身、30年前、アジアを旅したとき、「日本人に親父は殺された」と現地の人から言われたことがある。

イスラエルとアラブは今も憎しみあっている。子どもを殺された憎しみだけで生きている戦士がいる。

ノーマンメイラーは、「長崎に原爆を落とす必要はなかった」と云っていたが、日本人はアメリカ人を見るたびに、「お前らが日本人を何十万人も虐殺した」とは言わない。

チャップリンが、殺人凶時代の中で「一人殺すと殺人者だが、大量に殺すと英雄になる」と皮肉を言っていた。

アメリカは9・11で大勢の犠牲者を出した、一方、他国を攻撃して何万人もの被戦闘員を殺している。

戦いに勝者はいない。

ただ心が傷つくだけだ。

もう負の連鎖は止めよう。

あの惨事は、イスラム世界の怨念の深さと、ナショナリズムをむき出しにした時のアメリカの怖さを見せつけました。犠牲者の方々と重ね合わせながら、自分の立ち位置をどう自覚すればよいのか心の底が揺れ動いていました。

しかし、あの衝撃ですら、5年も経つと随分と風化するものです。

あの後始まった「アフガン空爆」に居たたまれずに、無理なく継続してゆける事を旨として始めた「アフガン募金」は161回を重ね、その時だけは井の頭線「東松原」駅前であの地点に立ち戻る努力を続けてきましたが、それを通してこの5年でどれだけ想いを深められた事でしょう?

自分の生き様を問われている・・・それは毎日の事だけれど、それを改めて仕切り直す意味で、この日を過ごしたいとと思います。

朝から日没までは「断食」しつつ、日常を送ります。

自分にとっての「ラマダン」(よく知らないけれど、大切に過ごすキーワードとして)のつもりで、大切に大切に、味わう日とします。

共鳴して下さる方がおられれば、一緒にやりましょう!

それぞれの存在が価値あるものとして、尊重し合える世界をあきらめずに、できる事を続けてゆきましょう。

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