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2006年9月22日 (金曜日)

スリッパ

東京の街は色々な人がいる。

今日、新宿のコンコースを歩いていたら、病院のスリッパをはいてスタスタ歩いている人がいた。

これから病院に行くのか、病院から出てきたのか少し気になった。様子を見ていたら、早足で歩いていくので見失った。

スリッパといえばこんなことがあった。

先日、施設を訪問した時、玄関にスリッパが準備されていた。我々は二人、スリッパは二組。

僕は、「お先にどうぞ」と譲り、さあスリッパを履こうと思ったら、目の前には右と左に別れ別れになり、一人ぼっちで寂しそうにしているスリッパ君がいた。

いったいどうしたのか、一瞬訳がわからず、その場に立ち竦んでしまった。

冷静にスリッパを見つめて考えた。先に入った方(立派な方である)は、4つ並んだスリッパの真ん中の二つを履いてスタスタと施設に入っていったのだ。「そうか、そういう方法もあるのか」と、新発見をした気分である。

僕は、玄関に別れ別れになったスリッパ君に「すぐに温めてあげるから心配しないでね」と声を掛け、右足と左足を開いてスリッパを履いた。

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