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2006年9月 1日 (金曜日)

ハードボイルルドな世界

山下達郎の「世界の果てまで」を聞きながら通勤。

村上春樹の「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」を読んでいた。

村上さんの本にもよく音楽の話が出てくるが、この本と、この歌はぴったり息が合っている。うそだと思ったら試してください。

本というのは、人生みたいなものだと思う。あと少しで終わると思うと寂しい気持ちがするのに、急な坂道を下るように足が勝手に動いてページをめくってしまう。

それに、色々な事件が起きる。

そう、事件が起きるから人生の目的がはっきりするのかも知れない。それに思わぬことが起こったりする。地下世界の潜り、冷たい水の中を泳がなければならないことだってある。

ちょっと太ったおんなの子の太ももを眺めながら、小さな穴を這うように進むことになったりする。

とにかく前に進むことが義務だ。

何でこんなに苦しいのか分からないことがある。もう一歩も進めないと感じる時がある。そんな時には、一発びんたを貰ってでも歩き続けなければいけない。

立ち止まってしまった瞬間、僕たちの世界は終わる。

平凡な人生である。それでも結構、ハードボイルド・ワンダーランドだ。

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コメント

答えがでないから楽しいんじゃない。
美味しいスパゲッティーを作ろうと、出来上がったスパゲッティーがくっ付いていても、それはそれなりに、味があるものです。
ニンニクを食べているときは「いいね」と感じても、後で、お腹が痛くなり、トイレに駆け込んだとしても、それはそれでいいじゃない。
1年後の事なんか分からない。
何がコレクトで、何がコレクトじゃないかなんて分からない。
夜明けには、夜明けの気分に浸ることができるかどうかが重要なんだと思う。

投稿: トマトソース | 2006年9月 3日 (日曜日) 08:24

利用者さんに「それでは、1年後の目標、こうありたいと思うことはどうお考えですか?」「・・・・なんでも自分でできるようになりたいです。」
自立を支援する側が自立をせまられている。
自分が本当に望むこととやっていることに不一致がないようにするにはどうしたらよいのか。
私は、常になにかや誰かに一体化していないと不安である。情動反応しやすいし、なにかあると人を巻き込みたくなる。まわりの人にはいい迷惑だ。ボーエン理論はすべてつじつまがあっている。
でどうしたらよいのか。
答えがでない夜明けばかりです。

投稿: あかり | 2006年9月 3日 (日曜日) 05:23

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