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2006年8月26日 (土曜日)

経験がものを言う

僕はどもりだ。

小学生の時に、うまく話せなかった経験があり、それなりに苦労したし、自信を持てない青春時代を送った。

世の中にはどもり(吃音)で苦労している人が沢山いるらしい。聞くところによると、100人に一人くらいは軽い吃音を感じているようだ。

若いときは融通が利かない。話をするときにも、自分で決めた言葉を言おうとする。すると、どうしてもいえない言葉がある。例えばそれが「カツ丼」だったりする。カツ丼の「か」が言えない。なんとしても言えない。そのくせ、親子丼は言えるから不思議だ。

若いときは、なんとか「カツ丼」と言おうとする。云えなければ、別の店に入ってでも言おうとする。それはけな気である。高校野球の選手ぐらいの一生懸命さがある。

それが、年を取ってくると、脂っこいものよりさっぱりしたものを欲するように、カツ丼を食べる回数が減ってくる。

カツ丼が云えなければ、「うなぎ」でも、「天津丼」でもいい。まあ何でも食べられればいい。

そんな、「なんとかなるさ」的生き方をするようになってから、あまりどもらなくなっていた。

吃音の本を読んでいたら、この「なんとかなるさ」的志向がいいと書いてあった。

そうは言っても、みんなの前で話をするときは緊張する。

そこには、自分のゴールがはっきりしていて、経験が多ければスラスラ話ができるだろうと書いてあった。

そう、失敗しないようにではなく、成功する自分の姿をイメージできるようになればいいんだよね。

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