« 猫村さんはも猫背 | トップページ | 東京は停電でした »

2006年8月13日 (日曜日)

犬の生活

最近、急に変なことを思い出す。

猫村さんのことを書いたら、犬の生活のことを思い出した。

小学校時代の夢は「犬になること」だった。

学校から走って帰ってくると、ランドセルと放り出して犬になる。

犬になるといっても、身体が変身して、毛がもじゃもじゃ生えてくる訳ではない。そんなことは分かっていると思うが一応。

腰ひものようなものを机の脚に結び、もう一方のヒモを首に巻くと犬になれる。なぜ腰ひもか。首に巻いたとき一番痛くないので、これに決まった。それまでに色々試し、首が痛かったのだ。

犬に生活は散歩と食事が大きなイベント。

散歩に行くときは、自分でヒモを解く。その時に手を使ってはいけないということがルール。はじめに首を縛るときはもちろん手を使う、しかし、一端犬になってからは手は使えない。犬は手がない、みんな足であると思ったいた。

だから口を使ってヒモを解く。歯で、ひもを引っ張る。だんだんひもがネバネバするが、そこがまた犬らしい。

ひもが解けたら、ご主人様のところに行き甘える。甘えて食事を貰う。食事はクッキーと牛乳。そう決まっている。

ご主人とは、母親。

「わん、わん。くーん」

「なに」

「わん、わん、くーん」

「煩いわね、口でいいなさに」

「わわん、わん、わーーん、わん」(お菓子をくださいと犬語でいっているつもり)

「ビスケットは、戸棚にはいっているから、牛乳はこぼさないでよ」

「わーーん、わん、わん、くー」(ありがとう、こぼしませんと犬語でいっているつもり)

そして、足で(人間の右手)で下手くそに戸棚と開け、クッキーと取り出す。

牛乳はこぼれやすいので、少しだけ人間になる。(これぐらいは許してきださい)

犬は、牛乳とクッキーを机の下に持ち込み、おいしそうに食べる。牛乳はもちろんお皿に入っている。皿に入っている牛乳をぺろぺろ舐める。クッキーは牛乳に浸してから食べる。犬の生活での一番たのしい瞬間である。しかし、楽しいことはすぐに終わってしまう。

そこまで終わると犬の仕事はなくなる。すると、

遠くから人間の声が聞こえる。

「友達が来たわよ」

いつの間にか犬は立ち上がり、靴をはいて遊びに出かける。

|

« 猫村さんはも猫背 | トップページ | 東京は停電でした »

あいまいの知」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/160222/11414314

この記事へのトラックバック一覧です: 犬の生活:

« 猫村さんはも猫背 | トップページ | 東京は停電でした »