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2006年7月 4日 (火曜日)

父親爆発する

介護問題は、いざ自分に降りかかってくると大変だ。

妻の父が爆発している。詳しいことはプライバシーがあるので書けないが、とにかく噴火が始まった。

介護というより、年を取るといったほうがいいと思うが、今までの性格が、それも悪い面が強化されるようだ。

大きな声を出して威嚇していた人はより大きな声となり、神経質な人は、より執念深くなり、大雑把な人は、よりいい加減になる。

僕は、きっとこれ以上いい加減になれないから、このままの我儘さだと自分では思っている。

どうして強化するのか、そのメカニズムは分からないが、きっと、自分で思うようにならない分、今までのやり方で通そうとするんだろう。

よく冗談で、「呆けたほうが幸せよ」なんていうが、とんでもない。とても辛い。

人間の脳はすごく複雑にできており、簡単に壊れたりしないのだろう。だから、ボケ(痴呆)という状態もとても複雑なことが起こっている。それに、一人の心の不安が家族関係を崩すことは簡単である。バランスを保つのは不断の努力が必要だが、壊れるのはあっという間だ。

だからといって、判断能力が無くなって来たからと、周囲の人が本人のことを決定してしまうと、症状はますます悪化するのだろう。しかし、そんなことを云っていられない事情もある。

当事者は、感情的になり、客観的な判断なんてそうはできない。

たとえは悪いが、山が噴火した時は、溶岩がある程度出てしまうまでは何もできない。ただ、山が落ち着くのを待つだけなんだろう。

こんな時必要なことは笑いだと感じる。

苦しい時ほど笑いましょう。

田舎の人は、苦しい「気」を逸らすのが上手だ。

昔からの知恵が生きているのだろう。

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