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2006年6月27日 (火曜日)

家族評価

ボーエンの「家族評価」を読んでいる。

翻訳ものを理解するには、頭の柔軟さが必要だ。特に僕の場合。頭が固くなっているので、本に線を引く、図を書き込みながら読み進むことにする。

とりあえず第6章の「三角形」から。

ボーエンは、家族(人間関係といってもいいかもしれない)関係の基本は三人による三角形のシステムだと言っている。

そこで起きる出来事を「どうして」と捕らえるのではなく、関係の展開や役割に注目し、一歩下がって観察してそこに起こっている過程をみる。

三角形の力動は、不安が作用する。不安のレベルバランスが崩れた時、もっとも活発に作用する。

僕の家でいえば。

父ー母ー子どもの三角形の場合。

母と子どもの二者間の関係がいい。二人は心地よさを感じる。一方、父親は部外者となり居心地の悪さを感じる。機嫌が悪くなり、イライラする。

それを見てた、母(妻)は、「仕方がないわね」と夫の機嫌をとろうと予想通りに夫の不機嫌に反応する。すると、夫婦の会話が密になり、子どもは部外者となり、予想通りに、父親に反発したり、問題を起こして自分に両親の関心を引きつけようとする。

そこで、再び、母親は子どもに構い、母子の関係は安定する。

ボーエンによると、三角関係は、肯定的な2辺と否定的な1辺からなる。そして、否定的な関係は肯定的な関係と補完関係にある。

つまり、我が家の場合。僕が悪者になればなるほど、母子関係は安定する。

また、二者の緊張関係が高ければ、緊張から逃れるために他者を巻き込み三角関係を作るとも云っている。

問題を抱えている人が、自分たちの問題を第三者を巻き込んで、第三者が混乱すればするほど、問題が沈静化するようなものだ。

しかし、これではいつまでたっても家族から爪弾きになっている僕の立場は救われない。

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