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2006年6月24日 (土曜日)

ひとつひとつ前にすすむこと

妻の父が入院して1週間。

だいぶ状況が分かってきた。

介護の難しさは、身体の状態だけでなく、その人を取り巻く環境を変えてしまうことにある。

身体能力の回復は早く、歩行や上肢の機能は順調に戻っている。しかし、認知については後遺症が残りそうだ。

先日も退院相談を受けた。元気になって家に帰ってくださいと医師から言われたんだが、家で介護する「自信がない」ので、どうしたらいいでしょうと言う。

その方は、認知症の症状が出てきており、高齢の妻一人ではお世話ができないという。一日ずっとついて見ていることもできないし、子どもは側にはいないのでという。

入院する前の生活と、これからの生活が余りに違い、想像をすることができない。なにをしていいのか全く見当が付かないという。

環境を変えることは難しい、まして、生活の仕方を変えるのはもっと難しい。

先のことまで見通してすすめましょうと話していたが、実際の場面になると、今のことだけでも手一杯である。

いまできることをするしかないねと妻と話した。

そのとき、家出中の僕の母はどうしているだろうか。

急に気になった。

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