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2006年6月 6日 (火曜日)

ウッシーとの日々

電車の中で「はた万次郎」の本を読んでいる。

最近、新刊は買っていない。家の本棚から引っ張り出した本をもっぱら読んでいる。昔買った本も、内容は忘れてるので、新刊書のようなもの。

はたさんは漫画家(だと云っている)。漫画が上手いのでたぶんそうだろうと思うが、漫画よりその人柄の方が面白い。

狛江(東京都)に住んでいたが、突然、田舎暮らしがしたくなり、故郷の北海道に移住する。(いろいろあったんだろうと思う)。それも、北海道の中の「人のいないところ」がテーマ。(内地の人からすると、北海道はどこも人がいないように思えるが、そうでもないらしい)

同行したのが、亀とねこ。そして、犬をもらい、ウッシーと命名。名作「うっしーとの日々」が生まれる。

はたさんの生活は楽しそう。(いろいろ辛いこともあるんだろうけど、本を読む限り楽しそう)そして、何らかの事件が起きる、事件が起きるような生活をしているともいえるが。

毎日、家の前でゴミを燃やして焚き火をする。

東京だって事件は起きる。(この場合の事件は、ライブドアとか、村上ファンドとかではなく、あくまで身の回りにおきる他愛もないコト)

焚き火をしたら本当の事件になるからしないけど、見方を変えればいろいろ面白い人が多い。それも自然と思うば、大自然だといえる。

焚き火と云えば。

YMCA時代、夏のキャンプでキャンプファイヤーをやろうとしたら雨。子どもたちはせっかく楽しみにしていたのに、部屋の中でゲーム大会に変更。

小さなキャンプファイヤーができないかと、割り箸でやぐらを組む。組んでいると楽しくてだんだん高くなってしまった。

旅館の大広間に子どもを集め、真ん中に割り箸で組んだやぐらを立て(本当にキャンプファイヤのようにたった、立派な作品)

割り箸だから、いざとなったら消せばいいやと、火をつける。

見事に燃え始め、子どもたちから歓声が上がる。

「すごーい、きれい」

メラメラ燃え上がる火はもう少しで天井に。子どもたちが喜ぶなか、ここであわてたら騒ぎになると、大汗をかきながら、右手にバケツを握り締めて火の勢いを見つめた。すぐに、火は弱くなり、何事もなくゲームが始まった。

終わってから天井を確認したら、蛍光灯のプラスチックカバーが熱でくねくねと曲がっている。

それから、部屋の中ではキャンプファイヤーをすることはなくなった。

話は戻り

はたさんの生活の楽しいところは、不便な生活を楽しんでいるところ。一見マイナスに感じる所を面白がっているところだ。(実際、真冬にはマイナス20度にはなるらしい)

仕事に忙しく、綺麗な家に住んで、明るい家族に囲まれてといったコトとはかけ離れた生活が、創作意欲を生むものかも知れない。

「失うもの何もないそれが自由」とはいえ、ウッシーというかわいい友達がいてほっとする。

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