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2006年5月19日 (金曜日)

老人吉本隆明

吉本隆明が82歳になった。

といっても、吉本隆明を知らない人が多いのかも知れない。

『共同幻想論』1968年、河出書房新社 をよく分からずに読んだものとしては感慨深いものがある。

あの吉本隆明著「老いの超え方」朝日新聞社発行・1700円を買った。

本を読むと、「こんな老人と付き合うのは大変だろう」ということが印象だ。

しかし、面白い。

吉本は「老人になると医者が言うように運動性は鈍くなるし足腰は痛くなる。それは確かにそうです。だけどそれは通り一遍の理解の仕方ですね。それに精神を加えるとそれらの状態が極端に出てくることを実感するんです。要するに老人とは何かというと、人間じゃない、『超人間』だと理解するんです。」と云う。

老人は宇宙人である論は正しいと思っている私も大賛成である。

宇宙人と思って付き合う必要があるのに、人間として付き合うから、ミスマッチがおきる。

老人にとって一番厄介な人間は、医者・家族・介護者などだと思う。老人が宇宙人であることを、「どうにか人間的にさせようと頑張る」人たちが彼らだ。

彼ら人間は老人の友達であり、敵である。

宇宙人には、宇宙人としての生き方があるんだと、この本は感じされるものがある。

僕も、かわいくない老人になることは明らかであり、今から宇宙人としての生き方を考えたいと思う。

宇宙人予備軍の皆さんにもお勧めの一冊だ。

ただし、人間は読まないように。

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コメント

むかし読んだ「パパラギ」という本を思い出しました。その本の帯に『あたかも<宇宙人の見た地球文明報告書>のような趣がある(朝日ジャーナル)』と書いてあったからです。将来、立派な宇宙人になるために私もその本、読んでみようっと。

投稿: パパラギ一号 | 2006年5月19日 (金曜日) 15:40

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